鑑定人と顔のない依頼人
2013年に公開されたミステリー映画。
なぜかNetflixさんに頻繁におすすめされるので、観てみたました。
どんでん返しがあることは知っていて最初からそういう目線で観ていたので、違和感のあるシーンは伏線だろうと思ったし、結末もほぼ予想通りでした。
が、面白くなかったということではない。
むしろ面白い。
どんでん返し情報を知らずに観たら、もっと驚いただろうし楽しめただろうなと思うのでそこは残念。
考察についてはさんざん語られているようなので(もう7年も経ってるしね…)ここでは取り上げませんが、ひとつだけ。
クレアが言った「なにがあってもあなたを愛しているわ」という言葉を私は信じたいなぁ。
夢を見すぎかもしれませんが。
主人公も同じように考えたからこそ、あのラストシーンに繋がるんですよね。
希望をもってしまったことで、そこに縛り付けられてしまうのはかなりアイロニカルではあるのですが。
結末も含めてとても良かったです。
知った上で2度、3度楽しめるし、色んな人が書いている考察を読むのも楽しい。
おすすめです。